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2010年10月19日 (火)

『 今日のそのまんま575で交心 10年10月 19日 』 死ぬるまで花にくるうて花野に逝く

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 妄恋賛歌 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

  ★ 妄恋賛歌11103z080922

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       死ぬるまで花にくるうて花野に逝く

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 > 余白にも 心あやなす 秋のあり

 余白に、空きのあり、とはしゃれましたね。
 空き巣狙いにご用心。
 ご用仁、空き巣となって、忍び込む。
 けれど、ドジ仁、ドジふんで、御用とはなってしまいけり。御用仁。

 その心の余白に、
 どんな心の彩を織り込んでいきましょうか・・・

 余白には妄恋織り込む秋ならめ

 > 此処感覚は、日本人だから?

 でしょうね、日本人固有のものでしょう。
 中国伝来でしょうけれど、今じゃぁ中国も極彩色のゴテゴテですからね。
 西洋の油絵じゃぁ、到底理解できないでしょう。余白の美は、論理じゃありませんからね。西洋人のように論理で理解しようとしても徒労でしょう。

 空即是色です。

 西洋人は、所有してナンボ。
 日本人は、捨ててナンボ。

 価値観が真逆なんですよ。

 イエスさんは、ほんとうは日本人なのかもしれない。
 <貧しき者は幸せだよ>
 そういっていますからね。
 <野の花を見よ>
 これなんぞ、良寛さんですからね。

 花呼さんは、どっちタイプ?
 モンローさん?
 小野小町さん?

 > 老いの身と 言いつ花添え 秋の山

 老いらくは枯れ木に花を咲かせ爺   仁

 墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし   川田順

 すごい先輩がいるものですよね。
 それにお伴する女人もすごい。
 良寛さんもすごいけれど、
 やっぱりもっと凄いのは、貞心尼さん。

 > にこやかに老人だよと花めでる
         怪しき色香振りまきながら

 花愛でる心の内ぞ妖しかれ老いれば老いるほど狂おしき   仁

 秋萩の花咲く頃は来て見ませ 命またくば共にかざさん   良寛

 わたしの命があったら、

 また、涼しくなって、

 秋の萩の花が咲く頃いらっしゃい。

 萩の一枝を折って、

 いっしょに花を愛で、法を語り明かそうね。

 美しい師と愛弟子の死の間際の語り愛です。
 最高の法愛が語られます。

 なのに、瘋癲老仁は、法がわからないから、
 良寛さんの法悦もわからず、悦だけを感じとってしまうのでした。
 貞心尼さんと愛し合って、恍惚と至福の時を流離っている良寛さんが幻えてくるのです。
 

 萩の花を折り採ることは、
 万葉の世界では、女人を愛することを意味していました。
 良寛さんは、法悦の本当の法悦を生きたのだと老仁は信じるのでした。
 その法悦を良寛さんに与えることのできた貞心尼さんは、すごい観音さんなのでしょうね。

 死ぬるまで花にくるうて花野に逝く

  ★ 交心俳句 13902

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        小さきを愛でてゆるやか大花野

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 ★☆★☆★☆★☆★☆ ★ 万葉の歌を語り合いましょう ★ ☆★☆★☆★☆★☆★

★☆★  カテゴリー『 万葉集の歌を遊びましょう 』 でトピックを立てて下さいね。 ♪♪ 

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★

★★★  『 小さきを愛でてゆるやか大花野 』 ★ 交心俳句 139z02z080922  へどうぞ!!! ★★★

★★★  『 五合庵秋は心のビタミン愛 』 ★ 交心俳句10p101801  へどうぞ!!! ★★★

★★★ 良寛の歌と遊ぶ0420『 秋萩の花咲く頃は来て見ませ命またくば共にかざさむ 』 へどうぞ!!! ★★★
 

★★★  遊行俳句で交心10w040203★『 福寿草大地の愛の尽きるなし 』  へどうぞ!!! ★★★

★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★

★。・。・゜♪゜・。・。★ ぜろから交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★

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  ★ ぜろから交心09q092701

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        風の身に沁みる妄詩の旅なりき

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 零呼、おはようございます。
 今日も交心ありがとうございます。まだ心に留めていただいて、交心してもらえて、Happyです。
 零呼の日記、更新連絡があれば、ちゃんと読ませてもらっていますよ。交心のもっとも基本的なことですものね。知る楽しみ、学ぶ喜びもあるんですよ。無知仁だから、ほとんど、何もかも珍しいんです。

 けれど、交心も一期一会ですね。
 一瞬一生がありがたいです。
 明日消える命であることが、今日の大切さになる年齢になってしまいました。
 毎日が生きもうけです。
 なのに老仁は、まだ、夢を追いつづけているんですよ。幻視する愛の世界を想像しながら、言葉の世界で創造していこうと念じているんです。去年から、その幻視する愛が、良寛さんと貞心尼さんの愛に出会って、標本を得たのでした。
 なのに、20ヶ月もなるのに、工藤さんも、水上さんも、まだ、読了していないんです。2,3行読んでは、妄想の世界で遊ぶんです。
 妄想ですから、人と交心できるものではありません。だから、今まで、大人のひととのおつき合いしてこなかったんです。語り合いできない人とおつき合いしても面白くありませんしね。日常的なおつき合いは最小限にしてきました。よ~ら人間で、わがままなんでしょう。独りの世界が好きなんです。

 現身はもはや無能無才に呪縛されていますので、
 遊行期に早目に入り、心の世界を遊ぶことにもしました。
 遊行世界の交心を求めはじめました。
 遊行世界の交心ですから、現実も真実も無縁です。心が求めるとおりに、心にわいてくるものを遊ぶんです。心に起こっていることを言葉で捉える遊びです。観自在になりたいと念じているんですよ。
 観自在の世界は、開かれた世界です。
 「私」が無化された世界です。

 幻視する愛の世界でいえば、仁がなりきりで、良寛さんになって貞心尼さんと愛の世界を生きるんです。もちろん、観自在の世界ですよ。現身は、見窄らしい、無能無才の老いぼれですから、実現不可能の世界です。
 観自在の世界ですけれど、観自在の力がまだ十分でありませんので、良寛さんと貞心尼さんが巡り会った場面で、行きつ戻りつしているんですよ。
 独りの世界では、きっかけがつかめないし、思わぬヒントも湧かないから、良寛さんが親しんだ万葉集の世界を手がかりにすることにしました。無知仁が、はじめて万葉集を読みはじめようとしているんです。
 万葉集の世界についてなら、交心できそうな気がしました。
 それで、交心の場を求めたんです。

 万葉集大好き人間はいっぱいいらっしゃいますけれど、仁と交心してくれる人はまだ現れません。関心の時空が違うから、寄りつきにくいのでしょうね。
 すこし万葉集を読んで、語り合えるようになっていく力もつけていきたいと、地味に、思いはじめました。観自在遊行からの逸脱ですけれど、交心できるようになるためには、常識仁にもならなければと思いはじめています。
 なれないでしょうけれど・・・

 万葉集のことなどいろいろ教えていただけるとHappyです。

 風の身に沁みる妄詩の旅なりき   仁

★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★

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